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コロナ禍とは何だったのか〜有機農業の視点から振り返る〜 5ページ目と6ページ目

コロナ禍 ✕ 有機農業

 

現在、作成中の小冊子

「コロナ禍」とは何だったのか

〜有機農業の視点から振り返る〜

 

コロナ禍の最中に書かれた小林農場の農場通信より抜粋されています。

農家の立場からコロナ禍について語っています。

自然について、健康について、命について、今まで有機農業から何を学んできたのか。コロナ禍の日々では、それが試されました。

コロナ禍を振り返ることは、有機農業の理念を振り返ることにもなります。

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小冊子の5ページ目

無農薬栽培的思考   令和4年3月31日

仲春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  新型コロナウイルス感染予防対策のために12歳以上の大勢の人々に新型コロナワクチンが接種されてきましたが、日本政府は3月より、11歳以下の子供にまでワクチンを接種してゆくことを承認しました。この決定をきっかけに北海道から沖縄まで、全国各地の医師達が「有志医師の会」を立ち上げて、「子供達への新型コロナワクチン接種に反対する」という声明を出し、「新型コロナウイルスによる子供達への被害は小さく、深刻な副作用が懸念されている新型コロナワクチンを子供達に接種させる必要はない」と主張しています。

  厚生労働省の報告によると、現在までに日本国内では1500名以上が新型コロナワクチンを接種した後に死亡していて、それらはワクチンの副作用が原因ではないかと疑われています。また、ワクチン接種後に長期間、体調を崩して仕事ができなくなった大人達や学校に通えなくなった子供達もたくさんいて、これらの症状は「ワクチン後遺症」と呼ばれるようになりましたが、治療方法はまだ確立されていなくて適切に治療ができない場合が多いです。有志医師の会の医師達が患者を引き受けて、治療方法を探っています。

  新型コロナワクチンは従来のワクチンとは全く違う「遺伝子ワクチン」であり、人体への安全性が十分に確認されないまま特例で使用されています。接種後に心筋炎を起こす場合があることが判明しましたが、今後も様々な副作用が新たに発覚するかもしれません。

  有志医師の会の医師達は、「抗体依存性感染増強」についても懸念しています。これはコロナ系ウイルスに対するワクチン接種の特性として昔から免疫学で知られている現象で、ワクチン接種の副作用で接種者は却ってますます感染症にかかりやすくなる場合があります。大勢の人々が新型コロナワクチン接種を何度も繰り返している欧米諸国などでは、またすぐに新型コロナウイルスに感染して発症する人が爆発的に増加してしまい、これらの国々では抗体依存性感染増強が発生しているのではないかという意見もあります。日本でもワクチンを接種した後に感染・発症する人が続出して、「第6波」が発生しました。

  小林農場は「自然に従って暮らせば健康になり、不自然な暮らしを送ると病気になりやすい」というとても分かりやすい原則を大切にしながら無農薬栽培を行っています。無農薬栽培的思考では、「農薬は不自然であり、農薬を畑に散布するとますます病虫害が悪化するかもしれない」と考え、新型コロナウイルス感染症の患者が増加すると、「不自然なワクチンを接種した副作用によって多くの人達が病弱になっているのかもしれない」と考えます。

  菌やウイルスが様々な所に生息していて、普段から私達はそれらに自然に感染して自然に免疫を身につけてそれらと共存してゆくのが自然な状態です。自然にウイルスに感染することを拒絶してずっと家の中に閉じこもったり、ずっとマスクで口をふさいでいたり、そんな不自然な生活を続けていれば健康を維持しにくくなります。過度に感染を防止すればウイルスへの免疫も自然に身につけられなくなり、代わりに不自然なワクチンを接種して人工的に免疫を身につけようとするやり方は副作用を伴って危険だと私は思います。

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小冊子の6ページ目

声をあげるべき時は今  令和4年12月15日

年の瀬の寒さの身にしみる季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  日本政府は、生物の遺伝子を自由自在に操作することによって生産される「ゲノム編集食品」を一般的に生産・販売してゆけるように推進してゆく方針です。しかし小林農場も所属している有機農業者団体などは「遺伝子という未知の多い領域に人類が手を出せば予想もつかないような副作用が発生する危険がある」と主張してゲノム編集食品推進に強く反対しています。政府はゲノム食品を推進するのであれば常にその安全性を確認して、何か安全性に問題が生じたらすぐに推進を中止して安全性の再検証を行う姿勢が必要となります。

  新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、日本政府は新型コロナワクチンの接種を国民に呼びかけています。このワクチンはインフルエンザワクチンなどの従来のワクチンとは全く種類が違い、遺伝子操作技術によって開発された「遺伝子ワクチン」であり、「遺伝子ワクチンは今まで大勢の人々に接種されたことがなく、接種後の人体への影響は未知だ」と指摘する声もあります。厚生労働省の報告によると、今までに日本国内で1900名以上がワクチン接種後に急死していて、たくさんの人達がワクチン接種後に重篤な健康被害が現れて、これらはワクチン接種による副作用が原因ではないかと疑われています。これだけたくさんの深刻な「副作用疑い」が報告されているのであれば、普通ならば政府はワクチン接種の推進を中止して安全性を再検証するべきですが、政府はワクチン接種推進をやめず、最近では幼い子供達にまで積極的にワクチンを接種するように推進しています。 

  政府のワクチン推進政策に疑問を感じている国会議員達が超党派の議員連盟を作り、特に幼い子供達へワクチン接種を推進しようとする政策を撤回するように政府に要望しています。この議員連盟の代表をつとめる川田龍平議員は、幼い頃から血友病という病気に罹り、その治療のために使用していた製剤にエイズウイルスが混入していたためにエイズにも罹ってしまいました。この「薬害エイズ事件」では、千数百名の血友病患者がエイズに罹り、そのうち数百名がエイズで亡くなりました。過去には他にも政府は安全ではない薬やワクチンなどを「安全」だと承認して推進して、複数の薬害を引き起こしてきました。

  遺伝子ワクチンの安全性に疑問を感じている全国の医師達が「全国有志医師の会」を結成して、このワクチンの危険性を警告しています。また、遺伝子ワクチン接種後に急死した人達の遺族達が「ワクチン被害者遺族会」を結成して、遺伝子ワクチン接種を推進してきた政府の責任を追及するために訴訟を起こそうとしています。私は有機農業者達からも「遺伝子ワクチン接種推進反対」の声があがることを期待しています。「遺伝子ワクチンのおかげでコロナ禍の収束を見通せるようになった。遺伝子操作技術はすばらしい」という政府の主張をこのまま黙認していれば、次はゲノム編集食品も推進されてゆくでしょう。「遺伝子ワクチンを接種したのに新型コロナ感染症に罹る人達が続出してコロナ禍を収束させることができていない。ワクチン接種後に深刻な健康被害を受けている人も多い」という事実を政府につきつけて、遺伝子操作技術の有効性・安全性は確認できていないことを訴えたいです。