(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
小林農場の独自の暦・「五十節(令和七年度)」では、夜空の月が上弦(🌓)を迎える1月7日から満月(🌕️)を迎える1月14日までが「第三節目」となります。
第三節目の季節名は「下萌え(したもえ)〜大根の新芽、萌える〜」です。
地中では 大根の芽が 萌えいづる
大根は、寒さが厳しくなる真冬に入る前に畑からいっせいに収穫して、貯蔵穴に移してたっぷりと土をかぶせて防寒しながら貯蔵しています。
土をかぶせる前には大根の葉を切り落としています。
でも、この時期になると、再び大根の初々しい緑色の新芽が生えてきています。
真冬の頃の地上は寒くて茶色に枯れた草で覆われていますが、地下では植物の新たな芽がすでに芽吹き始めているようです。
ツチイナゴ 枯れ葉に潜み 冬を越す
畑の白菜の葉の中に潜んでいたツチイナゴ。
虫の声がすっかり止み、虫の姿がほとんど見られなくなり、虫の気配がなくなる冬でも、ときどきこのバッタの仲間に出会うときがあります。
葉を落とし 樹皮をさらける 冬木立
春、夏、秋はその木の葉や花に目がゆきやすいですが、全ての葉が落ちる冬になるとその木の樹皮の特徴的な色や模様や手触り感などに目がゆきやくなります。