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令和6年2月8日の野菜セット・端境期(はざかいき)が始まる

2月8日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、紅大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、カボチャ、ゆるい白菜、ほうれん草、小松菜

 

今後の野菜セットの内容・・・ジャガイモの出荷は休止へ。ほうれん草などの葉物野菜や人参、カブ、サツマイモなどの根菜類を継続して出荷。ネギは3月末より出荷再開の予定。

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冬から春に移り変わる今の時期、出荷できる野菜の種類が1年で最も少なくなる端境期(はざかいき)を迎えます。

冬の低温によって大根、カブ、人参、ジャガイモ、カボチャ、白菜などは長期の間保存できるのですが、春が始まって暖かくなってゆくと保存が効かなくなって相次いで出荷が休止となります。

いっぽうで春の始めはまだ十分に気温が高くないため、畑に作物の種を播いてもすぐには生育してくれません。十分に気温が高くなる5月に入るまでは野菜セットに入れられる野菜を確保してゆくのに苦労することになります。

冬の間は貯蔵穴の中に埋めて貯蔵していた大根も、1月頃から貯蔵穴の中ですでに新芽を伸ばし始めていました。

新芽がどんどん伸びてしまうと、食用部の根や茎の部分は筋っぽくなっておいしく食べられなくなります。

貯蔵穴に入れて貯蔵していたサツマイモも1月頃にはすでに新芽を伸ばし始めていました。

新芽をかき取りながらサツマイモを出荷しています。

サツマイモは新芽が伸びてもその味質は低下しにくいようで、まだまだおいしく食べられる期間が続くと思います。

昨年の10月に種まきをして育てているカブ。

この冬、葉は寒さで枯れてしまうことなく生育し続けて、青々としています。

これくらいに青々としているのであれば、カブの根といっしょに葉も出荷できそう。

やはり今年の冬は暖かかったようで、寒さで葉が枯れたりしていません。

1月30日にビニールハウスの中で種まきしたサラダセット(レタス、チマサンチュ、ミズナ、タカナ、カラシナ、ルッコラなどの種が混在)が10日ほどしてから発芽がそろいました。

ビニールハウスなどのビニール資材を利用して作物の生育を早めてやると、端境期でも野菜セットを出荷できるようになります。